ローン一本化

労働金庫(ろうきん)でおまとめローンを利用する際のポイントや注意点、メリットデメリットなど

生きていく上でお金に関する悩みは尽きることがありませんが、実際には多くの人が何らかの形で借り入れをしていることも事実です。
特に、複数の借り入れ(ローン)を抱える場合、それぞれの借入状況を把握することが難しく、それゆえに返済計画が狂いがちで、心理的負担や経済的負担を感じることも多いでしょう。
そんなときに役立つのが、労働金庫(ろうきん)のおまとめローンです。この記事では、労働金庫のおまとめローンのポイントや注意点、メリットやデメリット、申し込み方法などを詳しく見ていきます。

1.労働金庫のおまとめローンとは?

労働金庫のおまとめローンは、複数の借入れを一本化することで、返済計画を見直すことができる金融サービスです。おまとめローンを利用することで、借入先が一箇所にまとまり、返済額(総額)や金利の負担が下がることが期待できます。
※必ずしも返済額が減ったり金利の負担が減ったりするとは限りません

2.ポイントと注意点

・金利の比較
労働金庫のおまとめローンを利用する際にはまず、金利をチェックすることが重要です。ローン金利が低いほど、トータルでの返済額が減り、負担が軽くなるためです。ほかの金融機関の金利と比較して、労働金庫がベストな選択であるかどうかを十分検討しましょう

・借り入れ限度額
おまとめローンの借り入れ限度額も重要なポイントです。労働金庫のおまとめローンの限度額が、現在のすべての借入れ額合計をカバーできるかどうかを確認しましょう。

・返済期間
返済期間もしっかり検討することが大切です。長期間にわた返済期間を設定することで、月々の返済額が減ることが期待できますが、一方で金利負担が長くなる(=支払い総額が大きくなる)デメリットもあります。自分の返済能力に合わせて、適切な返済期間を選択しましょう。

・過払い金の確認
おまとめローンを検討する際には、過去に過払い金が発生していないかどうかもチェックしておきましょう。過去に過払い金が発生している場合は、それを返還請求することで、借入れ金額を減らすことができます。
※弁護士(または司法書士、行政書士)に相談することで、スムーズに確認することができます

3.メリットとデメリット

メリット
おまとめローンには、以下のようなメリットがあります。
・複数の借入れを一本化することで、返済計画が立てやすくなり、返済管理が容易になる
・全体の金利が低下し、返済総額を減らせることが期待できる
・借入先が一箇所にまとまり、手続きや連絡がスムーズになる

デメリット
一方で、おまとめローンには以下のようなデメリットも存在します。
・一度に多額の借入れができるため、借金が増えるリスクがある
・長期間の返済により、金利負担が長くなる可能性がある
・ほかの金融機関と比較して、金利や条件が不利になる場合がある

4.申し込み方法

労働金庫のおまとめローンを申し込む方法は、主に以下の2つがあります。
・窓口での申し込み
最寄りの労働金庫支店に直接行って、窓口でおまとめローンの申し込みができます。必要書類を持参し、担当者から説明を受けながら手続きを進めましょう。
・オンラインでの申し込み
労働金庫の公式ウェブサイトから、おまとめローンの申し込みが可能です。ネットに接続できるスマホやパソコンなどがあれば、自宅や職場などで手軽に申し込むことができます。ただし、オンラインでの申し込みでも、後日必要書類の提出が求められることがありますので、注意しましょう。

まとめ

労働金庫のおまとめローンは、複数の借入れを一本化し、返済計画を見直すことができる便利な金融サービスです。
しかし、金利や借入れ限度額、返済期間など、様々なポイントと注意点があります。この記事を参考に、自分にとって最適なおまとめローンを見つけて、経済的な負担を軽減しましょう。

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